高大連携授業【大学・短大の先生に触れる】
高校の未来探究コースおよび幼児保育進学コースの生徒を対象に実施してきた「高大連携授業」は、1学期・2学期の授業を終え、現在3学期の授業を実施しています。
3学期は「大学・短大の先生に触れる」をテーマに、大学・短大教員のキャリアや教育・研究への眼差しに触れることで、社会の見方を広げ、深めることを目的とした授業を行っています。
1月30日(金)には、大阪国際大学 基幹教育機構の山本准教授進行のもと、基幹教育機構の西村講師により、授業が行われました。当日は、「私のキャリア」「ライフスキル」をテーマとした授業が展開されました。


1限目の「私のキャリア」では、西村講師が中学の部活動でソフトボールを始めたきっかけから、現在の大阪国際大学ソフトボール部監督に至るまでの道のりについて、自身の失敗やターニングポイントを交えながら紹介しました。
保健体育教員を志すものの、必修科目である水泳を理由に進路を断念。その後、企業に就職しながら実業団選手としてソフトボールを継続しました。引退後はアナリストとして活動する一方、「現場で指導したい」という目標を言語化し発信したことをきっかけに転職。大阪国際大学に就職し、直接的な「学校教員」ではないものの、保健体育教員を目指す学生の育成やクラブ指導を通して、当初の夢を間接的に実現していることが語られました。

2限目の「ライフスキル」では、スポーツ指導の現場におけるスポーツとライフスキルの関係について説明がありました。適切な環境や指導があってこそ、スポーツ経験が人間力の獲得につながること、またライフスキルの獲得がキャリア形成において重要であることが示されました。
さらに、ライフスキルを阻害する要因を「自分の中の弱い部分」と仮定(説明)した上で、生徒はその「弱い部分」を箇条書きで書き出した後、グループでディスカッションを実施しました。各クラスから1名ずつの発表だけでなく、クラス担任が発表する場面も見られました。

質疑応答では、「部活動で強くなるためにはどうすればよいか」「チームワークを良くするにはどうすればよいか」といった質問が寄せられ、「練習は質だけでなく量も重視すること」「部員同士でのミーティングが重要である」との回答がありました。
この授業を通して、目標を形成し、実現に向けて弱い自分に打ち勝つ姿を具体的にイメージしたことが、生徒にとって進路選択の方向性を考える一つのきっかけになったのではないでしょうか。
高大連携授業も残りわずかとなりました。未来探究コースおよび幼児保育進学コースの生徒が内部進学を心待ちにし、大学・短大進学後の自身の成長を具体的にイメージできるよう、高大連携検討プロジェクトでは、今後もさまざまな施策を通して高大連携を進めてまいります。