高大連携検討プロジェクト2年目スタート 【1年生と2年生の高大連携授業】
高校の未来探究コースおよび幼児保育進学コースを対象に実施してきた「高大連携プロジェクト」は、1、2年生を対象として2年目の活動が始まっています。1年生は「私の目指す人物像と高校生活」というテーマ発表に向けた探究授業を通して、大阪国際高校の学習者として主体的な学習姿勢を養います。2年生は、3つの分野(①産業・経済社会 ②人間科学 ③国際社会と文化芸術)について、専門性の高い大学教員から与えられる課題にグループで取り組み、調査、分析、発表を通してチームで動く力を身に着けると共に、物事に対して疑問を持つ姿勢を育成します。
今回は、2025年5月29日(金)に行われた授業の様子を紹介します。
1年生は「人間をみがく」と「学習者像」という内容で授業を行いました。共通教育機構の山本幸一准教授が登壇し、大阪国際中学校高等学校の校訓である「人間をみがく」を題材に、哲学的な知的探究を行いました。
生徒は2人1組になり、まず、「なぜ、人間をみがかなければならないのか」、さらに、そもそも「人間とはなにか」という本質的な問いを対話を通じて考えました。その後、今年度から導入した「10の生徒像」ルーブリックの自己評価を行い、「これから意識したい力」について、ペアで発表を行いました。
生徒たちは、最初は慣れない様子で緊張の面持ちでしたが、対話を深めるにつれて笑顔が増え、リラックスした様子で哲学対話ができていました。

2年生は7月の課題発表に向けた中間発表を行いました。共通教育機構の香川愁吾准教授がコーディネーターを務め、「身近にあるユニバーサルデザイン」、「観光は地域課題を解決するか」、「SNSの『いいね』と自己肯定感の心理学」などのテーマに対して、パワーポイントやポスター形式で発表しました。研究内容については、生徒自身が足を運んで調査を行ったり、アンケート調査を実施して分析・考察を行ったりするなど、さまざまな工夫が見られました。
今回の中間発表には、経営経済学部の佐藤智明教授、人間科学部の戸口愛泰教授、国際教養学部の辻有美子准教授が参加し、各グループの発表に対して講評を行いました。
発表の最後には、大学教員から課題発表に向けたアドバイスとして、研究の良かった点や改善点についてコメントがあり、生徒たちは今後の研究の方向性を考える機会となりました。

2学年を対象とした高大連携プロジェクトでは、今後もさまざまな取り組みを通して高大連携を進めてまいります。教職員の皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。